グループミーティング

中小企業の経営者は、ビジネスを成功させるために日々様々な問題に直面しています。例えば、ビジネス戦略の立案や顧客獲得、マーケティング、従業員管理、財務管理、法律や税務の問題などが挙げられます。また、急激な環境変化や競合の増加、人手不足や資金不足など、予想外の問題にも対応する必要があります。これらの問題に対処するためには、経営者自身が知識やスキルを磨く必要があるほか、外部の知恵を借りた方がいい場合があります。
いきなり専門のコンサルタントを入れるという方法も考えられますが、その力量も不明であると費用も含め躊躇することもあるでしょう。
また近隣の同業他社に聞いてみたいけど、さすがに近くの同業他社には聞けないことや、経営の核心に触れることで近隣の同業他社も本音で言ってくれないこともあって当然であると思います。
そのような皆様のために、全国の同業の中小企業や、また業種の垣根を超えた中小企業の経営者の方とお互いがZOOMで顔を見て話し合いながら、意見を交換する、テーマをブラッシュアップする場をご用意させていただいております。

同業種ですと、「自動車修理業」「不用品回収やごみ処理業」「産業廃棄物業」「葬儀業」などを定期的に行っております。既に「自動車修理業」は15年以上の定期的なグループコンサルを行ってきてまいりました。
異業種のグループコンサルも3年ほど前から本格的に開始し、とても好評をいただいております。
(現在異業種のグループコンサルは1か月に1度の開催です)
参加者の方には、同じ問題を乗り越えた人も多く、生の情報を得ることができるととても好評です。

グループコンサルティングで議題に上がる主な内容

グループコンサルティングの議題内容のイメージ

主に以下のようなテーマでグループコンサルで話し合われます。


競争環境の激化

市場が飽和状態になり、価格競争が激化することで、中小企業は生き残りに苦労することがあります。また、大手企業に対して価格やブランド力で勝つことが難しく、差別化戦略を考える必要があります。

IT化やデジタル化の遅れ

IT化やデジタル化が進む現代において、中小企業は遅れを取ってしまうことがあります。しかし、ITやデジタル技術を活用することで業務の効率化や新たなビジネスモデルの構築が可能となるため、中小企業でも取り入れることが求められます。

業績低迷や経営不振

競争環境の激化や内部管理の不備などにより、業績が低迷し、経営不振に陥ることがあります。その場合、業績回復や再生策を考える必要があります。

法律や税制の変化

法律や税制の変更により、中小企業が負担を増やすことがあります。例えば、労働法改正による残業規制強化や、各種増税への対策などが挙げられます。

人材不足・人材育成の難しさ

中小企業は人材不足に悩むことが多く、採用や定着に苦労する場合があります。また、経営者自身が人材育成のノウハウを持っていない場合もあるため、社員のスキルアップや成長を促すことができないことがあります。

資金調達の難しさ

資金が不足することで、事業拡大や新商品開発などの成長戦略が立てにくくなります。しかし、中小企業は大企業ほど融資を受けやすくなく、資金調達に苦労することがあります。

社会的責任の課題

社会的責任を果たすことが求められる中小企業では、CSR活動や環境保護など、社会的責任を果たすことが求められます。しかし、その負担が大きくなり、経営に支障をきたすことがあります。

事業承継問題

中小企業では、代表者が高齢化し、事業承継の問題が浮上することがあります。しかし、後継者不足や事業の存続の意思疎通の不備などにより、事業承継がうまくいかない場合があります。

グループコンサルの規模について

グループコンサルのイメージ

基本5人前後のグループコンサルをメインで各種開催しておりますが、年に2回程業種の壁を越えて大規模なグループコンサルも開催させていただいております。グループコンサルにご興味がありましたら、まずは当社にお問いあわせいただき、事前アンケートやヒアリングを元に、条件の合いそうな小規模の業種別の開催情報を何件かお伝えさせていただきます。


まとめ

同じようなテーマで何回開催しても新しい発想や答えが出てくるのがグループコンサルの良いところであると思います。同じ業種で同じ立場の人がいることによる安心感や説得力の違い、同業種内では出てこない発想が異業種間の場合だったら出てきたりと、毎回目から鱗なヒントが得られることが多いです。当社の主要な業務もこのグループコンサルの中で出てきたアイデアを元に行われてきました。ぜひ百聞は一見に如かずです。グループコンサルにご興味のお有りの方はお気軽に当社までお問い合わせくださいませ。