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撮影で代役を引き受けた助監督のドナは、事故に遭い大ケガを負った。そんな中、実の母で元女優のララが輸血をしてくれる。回復したドナは先輩監督のドンウと共に、芽が出ない役者ボムを育てることに。そんな中、ララの夫ヨンウンの元へララと別の男性の間に隠し子がいるという情報が入る。

ドナの実母であるララは、夫ヨンウンにドナのことを知られ、離婚届を突きつけられるが、ララが離婚を了承しないためヨンウンの秘書が隠し子の事実をネットにリークし離婚を成立させる。そんな中、ボムの指導係となったドナは、ボムがカメラ恐怖症だと知りその克服のために尽力する。

家を追い出されたララはドナに謝りに会いに行くが、自分の母親は育ての親一人だけだと拒否されてしまう。それでもドナと一緒にいたいと願うララはドナが助監督を務めるドラマに出演させて欲しいとシン監督に頼み込む。一方、ボムは自分のために手を尽くすドナに思いを寄せ始めていた。

ララは夫の愛情を取り戻そうと映画への投資を決めるが、それはウソの話で、離婚の慰謝料としてもらった20億ウォン全てを失ってしまう。一方、ドヒョンは歯に衣着せぬ物言いをするドナのことが気になって仕方がない。そしてドラマの顔合わせの日、ボムの出演を知ったドヒョンとハヨンは…。

詐欺に遭って無一文なったララは、娘のソンアと暮らすことで少しずつ現実を知り仕事を探し始めるが、知識も経験もないララができる仕事は焼肉屋の店員しかなかった。一方、ドラマ本番を迎えたボムだったが、またNGを出してしまう。あきれたドナは思わずボムにビンタしてしまうと…。

ララはドンウに頼み込み、ドナが助監督を務めるドラマで女優復帰することに。だが現場ではドナに冷たくあしらわれ、デビュー同期のファイムの前では演技が振るわず落胆するララ。そんな中、撮影のたびにケガを負うボムを心配して世話を焼くドナを見てドヒョンは嫉妬に燃える。

ドナに告白したドヒョンは、ドナと駅のホームに一緒にいる姿を撮られ喜んでいた。さらにドヒョンはドナの祖母から交際の承諾を得ようとドナの実家へ押しかける。そんな状況にボムはドナに独り立ちすると伝える。一方、ヘミは毎晩帰宅が遅く子作りを拒否するジュノに対し不信感を募らせていく。

ララとドナの関係を知ったボムはドナを心配に思う。一方、ヘミはドナの作品にララが出演すると聞いて、ドナにララの降板を申し出るがドナはそれを断る。妊娠しているとウソをついてヨンウンを繋ぎ止めているハヨンはヨンウンとの関係を既成事実にしようと2人の密会をリークするが…。

ドラマの視聴率がしだいに上がり皆が喜ぶ中、ボムはドナに気持ちを伝えようとするが、愛情と感謝の気持ちを間違えるなと突き放される。一方、ララのドラマ出演を快く思わないジュノの母親はララを呼び出し降板を促すがララは拒否する。それを知ったヘミはララに怒りをぶつける。

ソンアとボムの仲が深まっていくのを見てドナは嫉妬心からボムに冷たくあたるが、ボムもドナに対し一線を引いて接しようとしていた。そんな中、ボムはドヒョンの事務所と契約を結ぶことに。一方、ララは演技中にファイムからわざと強く殴られるが懸命に演技を続ける。そんなララを見てドンウは…。

ハヨンから妨害を受けるララをかばうドナ。ララは初めての給料でスカーフを買い、ドナに渡して欲しいとドンウに預ける。そんな中、撮影中に様子がおかしくなったボムを心配したドナは一緒に病院へ行こうとするが、自分で克服すると断るボム。一方、ヘミはヨンウンにジュノの帰りが遅いことを打ち明けるが…。

ファイムは何かにつけララを気遣うドンウに対し、ララに肩入れしないよう釘を刺す。一方、30歳の誕生日を迎えたドナはドヒョンから高価なアクセサリーをプレゼントされる。ヨンヒは大喜びするが、ドナは受け取らずに返してしまう。だが、ボムからもらったブレスレットは身につけ…。

ヘミを心配したララはヨンウンの元を訪れ、ヘミのことを気遣うよう伝える。一方、ボムはドナに告白する。ドナは拒否するがボムは一歩ずつ距離を縮めると宣言する。そんな中、ハヨンは流産したと見せかけるため撮影現場で倒れ込む。さらに医師を買収し、ヨンウンに流産したと告げさせる。

ドナは祖母の気持ちを汲んでドヒョンの気持ちに向き合おうとする。そんなドナにボムは不快な気持ちをストレートに伝えるが…。ハヨンの流産を不審に思ったソンアはヘミに相談。ヘミはすぐにヨンウンにそのことを告げる。ヨンウンはハヨンを連れて健康診断を受けさそうとするが…

ボムは自分の気持ちをドナの祖母に伝えようとドナの実家を訪れる。それを知ったドナはボムが嫌いだと言い、ボムを突き放す。ハヨンの流産がウソだと知ったヨンウンは、ララのいる焼肉店を訪ねる。そこにドンウも現れララはヨンウンをドンウに紹介するが、ドンウは不安な気持ちを抱く。

ドヒョンとボムの2人に思われているドナは撮影に支障がないように2人に対して公平さを保つと宣言する。一方、再び焼肉店を訪れたヨンウンはララにもう一度最初からやり直そうと告げる。そしてドンウもまたララに告白をする。そんな中、ドナ宛にカミソリと脅迫文が入った封筒が届く。

ドヒョンとボムに告白されたドナは2人と公平に接すると約束するが、心はボムに傾いていた。一方、ララは自分がファイムの友人でありドンウとも15歳の年の差がありながらもドンウに好意を持たれたことに困惑を隠せないでいた。ドンウとララの関係が気になったヨンウンはバーにドンウを呼び出すが…

ジュノへの不信感が高まったヘミはヨンウンの秘書にジュノの身辺調査を依頼する。一方、ドナへの脅迫は強くなっていくが犯人は分からないままでいた。そんな状況を見てボムとドヒョンはドナを守ろうと“紳士協定”を組む。一方、ドンウに告白されたララはドンウに冷たくあたるが…

ドンウの好きな相手がララだということを知ったファイムは怒り心頭に発し、ララを罵倒する。ファイムから2人の関係を聞かされたドナもまた、猛反対する。ドナは実の母親であるララが女のにおいを出していることに嫌気がさし、自分はそうなるまいと、ボムとドヒョンに対して一線を引く。

ララのことを思いドナと会ったヨンウンであったが、母親扱いされてないことを知り、胸を痛める。そんな中、ドンウはララへの思いを捨てきれず、仕事も手につかずにいた。一方、ボムは自身の持病を理由にドナへの思いを振り切るためドラマ出演を断り旅に出ようとしていた。それを知ったドナは…

ドラマ撮影は最終シーンに突入。ララとドヒョンの熱演で幕を閉じた。ホッとひと息つくドナだったが、事態は思わぬ方向に…ドナは新しい企画のメイン監督に選ばれ、ドンウと共に気難しい脚本家を訪ねる。脚本家はキャストにボムとララを希望。それを聞いたドナはボムの元へ向かうが…

ドナが監督を務めるドラマのキャストに選ばれなかったドヒョンは直談判をするため脚本家の元を訪ねるが相手にされず、ついドナへの思いを口走ってしまう。そんな中、ボムが暴行されたという知らせが入り、病院に駆けつけたドナだったが、そこで初めてボムの病気に隠された事件の真相を聞かされる。

ファイムは脚本家にララの役を自分にやらせてくれと直談判するが断られる。その腹いせにファイムはドナたちの前でララを罵倒する。一方、自分の気持ちがボムに傾いていることをドヒョンに伝えたドナだったが、ドヒョンは受け入れられない。そんな中、ララが倒れて病院に運ばれることに…

脳腫瘍の宣告を受けたララは治療をせず、ドナとのドラマ撮影に残りの人生を懸けることを決める。一方、ドナは撮影を前に思い切ってボムに告白。晴れて両思いになった2人は隠れて付き合うことに。そんな2人の姿を温かく見守るドンウだったが、ララへの思いを絶つことができずにいた。

ジュノの浮気を知ったヘミは義母を問い詰める。一方、ドンウはヨンウンに呼び出され、ララが脳腫瘍を患っていることを聞かされる。治療を拒むララが心配なヨンウンはドンウにララを説得するよう頼む。一方、晴れて恋人になったドナとボムだったが、ボムに興味を持ったソヒョンに追い回され…

ララへの嫌がらせを心配して家に戻ったドンウ。そんなドンウにファイムはハギョンとの結婚を勧める。撮影中、ドナに何度も撮り直すよう申し出るララ。腹を立てたドナはララに文句を言うが、冷たくあしらわれてしまう。そこには監督として強くなってほしいというララの願いがあった。

ララに結婚を申し込んだドンウは、いても立ってもいられず再び家を出る。そんな中、ヘミはジュノの浮気相手であるユ・ジニに呼び出され、そこでジュノの子を妊娠していることを告げられる。憤慨したヘミは義父と義母に伝えるが…。一方、ドンウに家出されたファイムは自殺を図る。

ファイムが自殺を図ったことでドンウは一生縛られて生きていく運命だと悟る。そして投げやりになったドンウは好きでもないハギョンとの結婚を了承する。一方、跡継ぎが欲しい義父母からジュノの浮気相手の子を引き取るように迫られたヘミは了承したように見せかけ、水面下で復讐を企てる。

ヘミと義父母たちとのやり取りがネットに公開され、ヘミの復讐は成功する。JTグループの存続のためにヘミを繋ぎ止めたい義父はどんなことをしてでもヘミを連れ戻すようジュノに命令する。一方、ララはドンウに愛していると告白し、ハギョンとの結婚を思いとどまらせようとするが…。

ララの病状は悪化の一途をたどり、撮影にもその影響が出始めていた。そんな中、ドナとボムの熱愛記事がネットに出回る。スポンサーと恋愛禁止の契約を結んでいたボムはソヒョンから交際を否定すれば訴えないと言われるが…。一方、ファイムとハギョンは着々と結婚式の準備を進めていく。

愛のない結婚をするドンウを不憫に思うララはファイムを訪れ、自分の命が長くないことを告げ、ドンウを自由にして欲しいと訴える。一方、ヘミとのやり取りをネットに流されたJTグループは株価を下げ、倒産寸前となっていた。追い詰められたジュノはジニに子どもを堕ろすよう冷たく言い放つ。

交際宣言をし、ソヒョンと戦う覚悟を決めたドナとボム。訴訟を起こしたソヒョンは父親から訴訟を取り下げるよう言われるが…。刻々と迫るララの死期を実感するヨンウンとドンウは互いに語らうことで気持ちを落ち着かせていた。一方、ララは病気を隠して生活することが徐々に難しくなっていた。

脚本家が口を滑らせ、ララの病気のことを知るドナ。さらにララが治療を受けず、自分とドラマを撮ることを選んだことを聞かされショックを受ける。ララに初めて本当の思いを伝えたドナはついにララを“お母さん”と呼ぶことに…そしてララの願いが叶うかのように三姉妹の絆は深まるのだった。

ドナは撮影現場でララに厳しく接することで自分の思いを伝えようと決める。そんなドナをララは誇らしく思っていた。ララが心残りなく逝けるよう周囲の人たちは気を配るが、ララは聴覚や視覚さえも徐々に失われていく。そんな中、ララを喜ばせるため、ソンアの結婚式が開かれる。

ソヒョンが訴訟を取り下げ、安堵するドナとボム。そして、ドナはララが未練のないよう逝かせてあげたいとボムと結婚することを決める。視覚も聴覚もほとんど失ったララを周囲の人々は懸命に支えようとする。そんな中、撮影中にドナをかばってララが機材の下敷きになり、病院に運ばれる。

ララの身体は病魔に蝕まれ、記憶の時間軸さえ曖昧になっていた。それでも最後まで演じようと必死に生きるララをヨンウンは懸命に支える。自分がもう長くないと悟ったララはドナのことをボムに託す。そしてドンウにも最後のあいさつを。そして家族が見守るなか、ララの最後の撮影が始まった。